| 鉄道模型ショウ2004with普通の家族 |
| 銀座松屋で開催された鉄道模型ショウに行って来ました。こどもの友達のお母さんが、「こどもがお互い電車好きだからどう?招待券あるから」と誘ってくれたので。向こうは親子3人こっちは妻の体調がすぐれなかったので父子で。 中は人でごったがえしてましたが、いろいろ懐かしいメーカー名を見ながらブースを冷やかしていくと、昔の、し○○○○○○、現、マ○○○○ー○でキハ91を発見。屋根上ラジエタ付き急行色気動車を見てキハ91か…と判別できた自分が嬉しいような悲しいような…。 事前に妻から一緒に行った子のお父さんも鉄道が好きだけど乗るのが好きなだけ、と聞いていました。とは言うものの得てしてこういう方はバリバリの元鉄だったりするので期待しました。…が、本当に乗るのが好きな健全なお父さんでした^^;。というわけでキハ91には触れないでおきました。 プラレール博と同じノリを期待されていたようですが、行った方ならおわかりかと思いますが、ちょっとオタク向き…じゃなくて大人向きですよね。そういうものだということを納得されたようで、まあ子供達も走ってる模型を見て楽しんだことだしオタクも…じゃなくて人も多いので会場を後をすることにしました。 帰りは、天○堂に行ってみよう(向こうの提案ですよ〜)ということになり、行きましたが、見て感じたこと…「おおDD54かぁ」とか「ゴハチの36か」とか…を口するとヤバイので基本的に黙ってました。 C622の模型を見て「あ!シロクニだ」とかうちの子が言い出すので、基本的にこっちを鉄オタだと思ってる向こうのお母さんが「蒸気機関車はわからないなあ(彼女はこどもさんのために熱心に勉強されているようです^^;)。これがシロクニってどうしてわかるんですか〜?」と聞いて来たりするので、「ボイラが太くて…」と説明しはじめると「ボイラって?」とくるので「胴体です。」と答えながら「ボイラが太くてドームが薄くて煙突が短くて、1750mmの動輪もった2C2ハドソン機…ていうか見れば理屈抜きにわかるんですけど。このスタイルが美しいかどうかって言われるとC57なんかと較べると美しくないのかもしれませんが、個人的にはカッコイイスタイルだと思いますよ」って説明しようとしてやめました。で、結局「この板の部分に"つばめ"のマークが描いてあるので」と答えて−シロクニ、ゴメンね。2でも18でもなくても一目でシロクニってわかるのに…ゴメン−と心の中の自分が泣いてました^^;。 このお母さんなかなか勉強家で、模型の説明札を見て「EF58大窓?窓が大きいっていうことね。ふーん」とゴハチの大窓の存在を確認されたりしてました。「ゴハチには原形小窓と大窓とがあって後にHゴム支持に改造されていったので、一般に大窓は美しくて貴重とされていて…」って口にすると変人だと思われるので黙ってました。「EF58っていうのは特別な機関車なんですよね」と尋ねられたりするので「ええ。はあ。」と答えておきました。「172輌も製造されたゴハチは平坦直流区間では本来ありきたりの機関車ですが、その形態のバリエーションから固有号機に人気が集中して、なかでもお召し機、元お召し予備機61・60号機は特別で、とくに61号機は今でもその美しい形態とお召し機としての特別装備を保っていてこの上ない特別な電機です。このロクイチは国鉄史上もっとも美しい電機と言っても良いと思ってます。でも最新情報によるとお召し列車の1号編成の使用停止が報じられたようで今後のロクイチの動向は気になりますねぇ」と答えたら完全に変人だと思われるのでやめておきました。 Bトレイン(?)とかいうおもちゃの中古で中に何が入っているのか箱に書いてあるメモ書きをみて、「103系オレンジ?どれですか?」とかも聞かれたので、「これです」って箱に書いてある絵のうち103系を教えたりして「これか。じゃあ要らないね」と少しは役に立ちました。 と、向こうのご家族もちょっとしたおもちゃを買ったりして、帰ることになりましたがうちの子がビデオDVDコーナーで何か買うと言い出し、本来何も買うつもりはなかったのですが、「これはパパのだよ」ということで、こどももプラレールで知っているシロクニのDVDを買うはめになりました。 というわけで、民間人と危険な地域に入りこむ場合、自分だけ誰もわからない言語で話し始め団体行動の輪を乱さないよう細心の注意を払わなければならないという緊張感に富んだ一日でした(ウソ)。普通の平和なお子さん連れの家族に「碓井鉄道文化村に行こう」とか誘われたら無事に帰還できる自信がありません^^; で、DVDですが、これが大当たり。N○Kのドキュメンタリー番組に使われた映像で、1971年のニセコの映像でしたが、全編ドラフト音だけで下手な解説も音楽もほとんどなく走行シーンとキャブの模様とがひたすら続くなかなかのものでした。小樽でED76500が切り離されるところから始まる小樽長万部のシロクニ重連区間中心の映像で、例えば…空撮も駆使した数々の走行シーン、それまで前方を直視していた乗務員がトンネルに入った途端バッと顔を伏せるシーン、回転火の粉止めがついてる機関車の煙の出方、タブレットキャッチャーを使った走行しながらのタブレット交換を機関車側と、駅側から撮ったシーン…なんかもあって最高でした。と同時に「あの機関車が見たかった。優等列車を牽いて本線上で本当に必要とされる性能を発揮していたあの蒸気機関車の姿が見たかった…あと15年、せめて10年早く生まれていれば…」と思っても叶わぬことを思わせるDVDでした。 |